僕は足元の小石を蹴飛ばしてみた。コロコロと転がったその先に白いワンピースを着たあなたがひっそりと佇んでいた。僕は小さく右手をあげてみた。あなたは優しい眼差しでそして小さくお辞儀をした。
シャワーを浴びて僕があなたにくちづけを求めると、あなたはそっと微笑んでそして瞳を閉じてくれた。
夢の世界がこの世にあった。確かな夢の世界だとすべてで実感できた。
僕は彼女を慈しみ、彼女もまた僕に優しかった。
お互いに労り尊重しあった。
じゃあね。またね。
別れ際に彼女は笑顔を浮かべて小さく手を振った、そして…僕も同じように手を振り背中を向けた。
そのとき足元にある小石を見つける。
振り返って遠ざかる彼女に向けて軽く蹴ってみる。だが彼女がこちらを振り向くことはなかった。白いワンピースの裾が安城の風で小さく揺れていた。光と影の狭間にいる彼女の後ろ姿がなんだか現実離れしてるようでとても美しかった。
ありがとうあんさん。またこの灼熱のなか踏ん張っていける。僕は両頬を二度強く叩いてから自分の車に向かう。現実世界に戻っていく。
話し長くなりまして誠にすみません。あんさん、なんもかも最高に素敵です!間違いなく夢の世界があります!
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